就職するということ
たとえば大学生であれば、仮に留年を繰り返したとしても、大学側からすれば、学費の滞納がなく、学校の名誉を傷つける様な問題を起こさない限り、在学可能な限り居てもらっても一向に構いません。
極論すれば、学生は「単なるお客様」に過ぎないのです。
しかし、企業に就職するという事は、その会社の戦力として役に立ち、利益に貢献する事が求められます。
「3:4:3の法則」といった表現を聞いたことはありませんか?
簡単に説明すると、以下のようになります。
・3割:やる気のある人材
・4割:普通の人材
・3割:やる気のない人材
一つの集団を見た場合、平均的な人材の分布はこうなるという一例です。
当然ながら、やる気のある人材でいるに越したことはありません。
学生時代と違って、自身が提供する労働力で企業に利益を与え、その対価として賃金が支払われるわけですから、「就職することの意味」を十分に理解して、就職活動に取り組みましょう。
興味・関心がある業界を選びましょう
企業のネームバリューだけで会社を選んだり、給料や休日だけにこだわって、結果として興味・関心があまり持てない業種を選ぶのは後悔のもとです。
興味・関心があればこそ、仕事に関した書籍を購読したり、関連する展示会やセミナーなどにも積極的に参加しようと思えます。
最近は、転職に関して昔ほどマイナスなイメージはつかなくなっていますが、それでも転職を前提として就活するものではないので、まずは定年まで勤務するのを前提として就職先を選ぶべきです。
結婚するのに、「嫌になったら別れれば良い」と安易に考えて入籍しますか?
本来は、結婚したら一生添い遂げるという思いで一緒になるはずです。
それぐらい会社も慎重に選びましょう。
個人的な事情を勘案した就職希望先を考えましょう
個人的な状況も就職先を選ぶ時の要素の一つになります。
自動車業界を例に説明したいと思います。
自動車業界には、自動車メーカー、自動車ディーラー、部品メーカー、整備サービス業など多岐にわたります。
たとえ自動車業界に興味・関心があっても、家庭の事情で出身地から離れられないならその時点で、全国に支店を持った転勤を前提としたディーラーは対象から除外せざるを得ないでしょう。
また、地元の部品メーカーなら大丈夫そうだと思っても、海外に拠点があって、海外出張を命じられる会社もあるかもしれません。
その後の生活がどう変化していくのか、自身の事情や希望も考慮に入れた上で、会社を選んでいく必要があります。
どういう業界でどんな仕事がしたいのか、実際に働く前から、はっきりと思い描くのが難しいという人もいるかもしれません。事実、就職先の会社を、世間的な知名度だけで選ぶという学生は少なくありません。ですが、学校を卒業して社会に出るというのは、やはり人生の大きな分岐点です。サイトを見たり、先輩の話を聞いたりして、できるだけ仕事に対するイメージを掴むようにしてみて下さい。ポイントを踏まえながら、真剣な会社選びをすることが後悔しないコツです。